Question.勤続10年を迎えて、今感じているみちのく興業の魅力は?
Answer.
現場に行くと、他の業者さんなどから「やっぱりみちのくさんだね!」って声をかけていただくことがあって。職人の技術の高さを含め、総合的な施工力が評価されているんだなと誇らしく思います。同時に、先輩方が築いた信頼を背負っていると思うと身が引き締まりますね。現場経験豊富な上司が揃っていて色々なことが吸収できるのも、みちのく興業のいいところだと思います。
Q.担当業務の内容を詳しく教えてください。
A.内装工事の現場管理をしています。職人や材料の手配、施工方法や資材搬入の段取りなど、施工に必要なあらゆることを決め、進行を管理します。屋内スケート場、病院、文化施設などを担当してきました。現場の状況は常に変化しているので、時には計画の練り直しを線られる場面もあります。普段から社内外問わず積極的にコミュニケーションを取って、ピンチのときもチームワークで乗りきれるよう心がけています。
Q.仕事のやりがい、難しさは?
A.何もない状態から空間ができあがってくるのは、何度経験してもワクワクします。使う人のことを思い浮かべながら進めたりしますね。現場ごとにまったく違う建物だから、毎回新鮮な気持ちで臨めます。技術や法令など常に勉強が必要なので大変な面もありますが、分からないことは職人でも他の管理者でも聞いて、疑問を残さないようにしています。一人じゃないって思えるのは有難いです。
Q.今後の目標は?
A.最近、担当の現場を後輩に見せる機会が増えてきました。僕も先輩方に教わりながらここまできたので、何を聞かれても答えられる、頼れる先輩になりたいというのが一つの目標です。また資格取得も目指しています。まずは2級建築施工管理技士を取って、いつか2級建築士まで取れれば嬉しいですね。
Q.オフタイムの過ごし方は?
A.小学生の息子が柔道を始めて、僕も学生時代に柔道部だったので、ときどき道場で子どもたちに指導しています。あとは食事作りや洗濯ですね。我が家の家事は当番制なので。家族と過ごすのに、年5回のリフレッシュ休暇や有休休暇を使うこともあります。周囲の同僚や先輩もわりと気軽に休暇を消化していて、休みを取りやすい雰囲気だと思いますよ。
schedule
とある一日のスケジュール
その1 終日会社にいる日
- AM 7:30
- 出社
メールチェックや書類の用意などをして始業の準備
- AM 8:00
- 業務開始
図面をもとに見積書を作成
- PM 12:00
- 昼食
- PM 1:00
- 業務再開
材料の手配、現場の職長と打ち合わせ
- PM 17:30
- 退社
夕食準備当番の日は定時の17:00で帰ります。残業をしても、18:30には退社。
その2 現場に出る日
- AM 7:30
- 出社
現場へ向かう準備
- AM 10:00
- 現場に到着
職人や発注元の現場監督との打ち合わせ
- PM 12:00
- 昼食
現場のみんなで食べることも
- PM 1:00
- 業務再開
引き続き現場の見回りなど
- PM 17:00
- 現場を出発
明日の準備、帰り支度をしたのち退社
Question.女性が建築現場で働くことについて、
やりにくさを感じることはありますか?
Answer.
「怖い人が多そう」と怯えながら入ったんですが(笑)、意外となんとかなるな、というのが正直な感想です。パソコンでの作業が多いので、スキルがあれば男性だから、女性だからっていう区別はないと思う。現場の職人さんも話してみると優しい人が多いですし、こちらが明るく挨拶すれば相手も返してくれるから、自分がどうするかが大事ですよね。挨拶、笑顔、返事をきちんとするとか、人として大切なことが現場でも大切なんだと思いました。
Q.みちのく興業に就職した決め手トップ3は?
A.まず自宅から通える、次に知識や資格が生かせる、そして自分の興味とマッチしている。自宅は十和田市ですが専門学校は八戸で通い慣れていたので、学生時代と大きくライフスタイルを変えずに働けるのは魅力でした。また高校・専門学校と建築を学び、学生時代に建築CAD検定2級や、福祉住環境コーディネーター、情報処理技能検定試験 表計算2級、施工管理技士一次検定を取得していて、得意分野や資格が生かせるかもポイントでした。
Q.担当業務の内容を詳しく教えてください。
A.建設部は新築やリフォーム工事などを手がける部署です。私は図面を見て工事の見積書や、工期の詳細、材料、予算、手配先などが書かれた実行書を作成したり、現場を見に行ったりしています。現在、入社半年ほどですが、小規模なものから徐々に現場を任されるようになってきました。上司、職人さん、他社の担当者の方などから教わることばかり。現場監督としての未熟さを感じますが、新しいことを吸収できるのは楽しいです。
Q.入社後の仕事の流れはどうなっていますか?
A.最初の3ヶ月間は研修生をして、その後正式に入社しました。入社後2日間で会社のルールや福利厚生の種類、ビジネスマナーなどの研修があり、その後は上司の現場に同行して仕事の流れを見学したり、指導を受けながら簡単な見積書を作成したり。仕事は実践しながら覚える感じです。最初は用語一つ取っても分からなかったですが、上司が丁寧に教えてくれて、入社後半年くらい経つと一人で書類作成ができるようになりました。
Q.仕事でミスすることはありますか?
A.けっこうミスだらけかも…(笑)。細かいところではエクセルの計算式間違いとか書類の誤字脱字。あとは工事の写真をよく任されるのですが、工事の着工前と完成後、同じアングルで撮らないといけないのに、社に戻って確認したらうまく撮れていなかったり。書類は上司や先輩に確認してもらえるので、確認に時間を割けるよう、提出期限に余裕を持って出すように心がけています。
schedule
とある一日のスケジュール
その1 終日会社にいる日
- AM 6:50
- 自宅を出発
八戸市外の自宅から早めに出勤
車内で朝食&くつろぎタイム
- AM 8:00
- 業務開始
1日のスケジュールを確認
工事に必要な書類を作成
- PM 12:00
- 昼食
母の手作り弁当で元気をチャージ
- PM 1:00
- 業務再開
引き続き書類作成など
- PM 17:30
- 退社
たまの残業も19:00まで
その2 現場に出る日
- AM 7:30
- 出発
社用車に乗り換え現場へ出発
- AM 8:00
- 現場に到着
自らの担当現場のほか
上司が担当する現場を
見学させてもらうことも
- PM 12:00
- 昼食
現場ではひときわおいしい!
母の手作り弁当
- PM 1:00
- 業務再開
職人から話を聞いて知識を吸収
- PM 17:00
- 現場を出発
- PM 17:30
- 会社に到着
書類作成の残りをこなし退社
Question.仕事と子育ての両立はできていますか?
Answer.
現在、小学生と保育園児の育児中です。子どもが満3歳になるまで使える時短勤務を選択しています。勤務時間の前後1時間ずつ短縮できるのですが、私は朝だけ活用。余裕を持って支度できるようになりました。たとえば通院のときに保育園のお迎えや病院の受付を頼めたり、実家の両親に協力してもらえるのは、地元で子育てしていて良かったなと思うところ。効率よくできるよう工夫して、仕事も子育てももっと充実させたいです。
Q.担当業務の内容を詳しく教えてください。
A.私が所属する総務部の仕事は経理、人事など多岐にわたります。その中で私の仕事は工事部のサポートが主。現場の安全を守るために必要な書類を作ったり、現場がスムーズに進むよう協力業者とコミュニケーションしたり。正確な情報伝達と期日を守ることを大事にしています。書類の種類が多く内容も複雑なので、言葉でうまく伝わらないと感じたら、図を描いてメールするとか、相手によってはFAXするとか、伝え方には特に気を配ります。
Q.職場の雰囲気は?
A.コミュニケーションを取りやすい職場だと思いますよ。仕事中はやはり緊張感を持ってやっているので、昼食後、昼休みが終わるまで同僚とお喋りするのが息抜きです。総務部は女性が多くて、先輩から子育ての経験を聞いたり、後輩から今の流行を聞いたり、和気あいあいとやっています。工事部の皆さんとはそれほど長時間一緒に働くことはありませんが、時には冗談を言ったりするような明るい人が多い気がします。
Q.仕事の経験がプライベートに生きた、または家庭での経験が仕事に役立ったと感じた経験はありますか?
A.仕事ではメモを取ることが多いのですが、それは普段から役立っています。子どもに持たせる物や提出物って多いので、書くことで情報を整理できると忘れ物防止につながるんです。期日はもちろん守ります! 逆に段取り力と忍耐力は、子育てで鍛えられたのが仕事に活きているかも。子どもってこちらが考えた段取りを越えてくるので(笑)、仕事で予期しないことが起こっても対応できる度胸がついたと思います。
schedule
とある一日のスケジュール
- AM 8:50
- 出社
時短勤務制度を活用し1時間ずらして
出社
- AM 9:00
- 業務開始
電話・メールの応対、各種書類の作成など
- PM 12:00
- 昼食
手造りお弁当派ですが会社で当日注文もできます
- PM 1:00
- 業務再開
来客対応、請求書入力など
- PM 17:00
- 退社
残業はほとんどありません
Q.就職を目指す人にメッセージをお願いします。
A.当社に限らず建設業全体的に、男性が多いと思うんです。仕事に男女は関係ないとはいえ、面接や入社時などちょっと気後れすることもあるかもしれません。そういうときは、とにかく元気な挨拶と笑顔を出してみて。やってみると自分も元気になれるし、相手も笑顔で接してくれることが多いものですよ。あとは人の話を素直に聞く姿勢、できれば自分から聞きにいける姿勢もあるといいかな。